2019年6月12日、「逃亡犯条例」改正案に反対して大規模デモが行われたこの日を記念して、世界22カ国で思いを同じくする同士が結集し、各地でデモを行いました。
日本の警察は優しいものですね。
交通安全とともにデモ参加者が怪我をしないよう、道路ではずっと援護してくれていました。
今回、ようやく日本でのデモに参加させていただいたわけですが、カメラマンではなくデモ隊としてみた東京の景色は少し変わって見えました。その表情、リアクションで街ゆく人々の思いが行進する自分にも伝わってきます。
最近は、「日本も他人事ではないな」という思いを強めている人も多いのではないでしょうか?
これまでと違った東京の人々の顔が見えたような気がしました。
香港の若者を中心に、日本の若者、そして中高年も頑張りました。
最後まで旗を持って歩けるかどうか、途中で足がもうダメかと思ったけれど、最後まで歩き切ってゴールにたどり着いた時は本当に安堵しました。わずかな達成感と、ともに行進したメンバーからの「お疲れ様!」の声、一人一人に手渡された香港ミルクティーを飲むホッと和む時間を共有しました。
こういうことって肉体を超えて意外に疲労してはいないもので、むしろ何かスカッとした気分にさせてくれるものです。
やっぱり行動あるのみですね。仲間と歩める幸福感を感じて、また7月に集まろう、そんな気持ちにさせてもらえた1日でした。