副交感神経優位な3連休初日

皆さん、おはようございます。
2024年8月11日、3連休の中日で今日は「山の日」です。郷里の徳島では、昨日10日〜13日まで毎年恒例の阿波踊りが催されています。

この時期になりますと、どうしても青い空と海の綺麗な四国に帰りたくなります。しかし、今年の夏は、母がお世話になっているロングステイの施設ではコロナが再流行しているからと面会も叶わず、また、昨夏亡くなった父の初盆も平日とあって、無理をして帰省することはないいう結論に至りました。いささか親不孝な感もありますが、今年の夏は、体力のなさに加えて、新しい取引先の対応が立て込んでしまいどうにも身動きが取れない状況なのです。ありがたいことに。

そうした中、昨日は、ようやく3連休に入った初日、何も計画しておらず、まずは体のメンテナンスということで、痛めた左足を中心に腹部、肩にかけて30個くらいのお灸をしました。その後部屋の大掃除と思っていたら思わず眠気に襲われ、スマホで少し動画をみたらベッドから起きあがろうとするのだけれど、どうにも眠くてまたまたうとうと…、しばらくして本を斜め読みしたり、TVをザッピングしてみたり、ベッドから起き上がって何かをするたびに次こそは行動を起こそうと思うのだけど、やはりうとうとしてしまいます。

時間が惜しいとは思ったのですが、結局は1日眠りに着いてしまいました(あちゃー)。
とはいえ今朝は思いのほか、すっきりとした気分で、昨日までは恐ろしくて近づけなかった電磁波だらけのPCと大型モニターの前に座っていられます。
実はこれがこの3連休でいちばんやりたかったこと、デジタルデドックスでした。思いがけず予定外でしたが、アーシングでもなく、日光浴でもなく、涼しい部屋の中でリラックスしてお灸しただけで結果的にデジタルデドックスになったのだなと今もキーボードを叩きながら実感しています。そして、今日お伝えしたいのは、「副交感神経優位」のお話です。

3年前、石原結實先生の断食施設「ヒポクラティック・サナトリウム」で3泊4日お世話になった時のことです。
少しは仕事をしようとPCを持ち込んでいたのですが、有機の人参リンゴジュースだけで固形物を経ったところ、なんともいえない眠気に襲われ、泥のように眠るというのか、自分でコントロールできないほどの眠気に支配されていました。

石原結實先生にそれをお伝えしたところ「それはいいことだね。副交感神経が優位になっているんだよ」と。その後もほとんど外出もせず眠ってばかりでしたが、お腹が空く感覚もあまりなくあっという間に3泊4日の断食期間を終えました。この件に関するコラムは、2021年当時にアップしていますので、ここでは詳しくは書きませんが、とにかく終わった後、身体が軽くなり、嘘のように疼痛が消えたことは新鮮な驚きでした。
今回のお灸の件も、断食施設で感じた眠気と同様、24時間泥のように眠った翌日には、スッキリと爽快で、いわば副交感神経が優位に働いたのではないかと、感じている次第です。あくまで個人の感覚ですが、お灸の温熱効果がもたらした副産物かもしれません。また、断食の場合の効果としては、内臓を休ませるだけではなく、活性化したミトコンドリアが傷んだ部分に働きかけて修復効果があるようです。

お疲れの皆さん、一度、ご自宅で安全に注意してお灸を試してみられてはいかがでしょうか?
お灸の断食と似たような効果の一つに、個人的にはホルモンバランスが整うように感じます。そのせいか、お腹が空かず、ある種ヒーリング状態に入ったような感じで心身のバランスが整うようです。結果はその時のタイミングにもよると思いますが、睡眠不足やなんとなく目に見えない不調に悩んでおられる方がいらしたら、おすすめです。

ヒポクラティック・サナトリウム

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