KOKUAー命を守る防災ギフト

KOKUA泉周作氏,中山和也氏

日本列島の地震が続いていますが、学生で起業したベンチャーの取り組みが注目されています。

先日、弊社で企画・編集した売ニュースサイト「ダイヤモンド・チェーンストア」(株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア)の記事、「防災×ギフト」で人気「LIFEGIFT」 3.11を経験した若者が起こす「防災イノベーション」。が公開されました。今年2月に取材した株式会社KOKUA(ハワイ語で助ける、手伝うの意味)の代表取締役 泉勇作氏のインタビューです。取材をアテンドしてくれたのは、広報・開発担当の中川和也さんです。

KOKUAは、泉氏を中心とする20代の若者たちが立ち上げた防災サービスの販売・開発を行うベンチャー。泉氏は、幼少期に阪神淡路大震災に合い、小さい頃から、震災当時の様子を、家族をはじめとする周囲から聞かされて育ったといいます。大学生になる頃には様々な災害ボランティアに参加。そうした活動の中で出会ったのが、同じく自発的に災害ボランティアに参加した、現在のKOKUA創業メンバーです。

泉氏は、社会人としての実績を積み上げながら、2020年、満を持して起業。元々は、企業に対する「防災教育研修」をコアの事業として展開する予定だったのですが、コロナ禍が始まり、方向性を「いのちを守る、オンラインギフト」として「LIFEGIFT」ECを立ち上げることになったそうです。

「災害時に必要なものを、どう日常に繋げるか」ー考えついた先が大切な人たちのライフイベントに贈る「防災グッズ」でした。防災意識をいかに高めるかーその解はすぐに解けるものではないものの、防災グッズも最初の1つを受け取ることでパズルのピースを求めるように残りのアイテム(防災グッズ)を受け取り手は求めるようになります。ーそうした消費者心理に火を付けることこそ日本の防災に変革を起こそうとしているKOKUAの企業ミッションといえるでしょう。「共感」からつながる防災の輪、取り組みはまだ始まったばかり。ー日本の未来を担う若者たちに大いに期待したいと思います。

詳しくは、「ダイヤモンド・チェーンストア」KOKUAのWebサイトをご覧下さい。

お二人の取材を通して若者の社会課題への意識の高さ、優しさ、ビジョンを実現する力を感じさせていただきました。

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