世田谷文学館の企画展「イラストレーター安西水丸」展に行ってきました

世田谷文学館外観

15年も世田谷区に住んでいたにも関わらず初の世田谷文学館デビューでした。
昨日は久しぶりのジムでして、「必ず行こう」と思って忘れていた企画展をポスターを見て思い出しました。「20日まで延長ということで助かった〜、ラッキー」ということで、ジムから2ブロック先の世田谷文学館にいそいそと出かけました。

世田谷文学館館内

とてもピースフルな空間で和みます。
そして、安西水丸展は、少し遊びのある誰もがワクワク楽しめるのではないかという空間に仕上がっていました。

安西水丸展入り口

装丁・挿画・絵本・漫画・エッセイ・雑誌・広告・立体物と、イラストという武器を手に、一人の人間が映像以外の分野で個人が手がけられるありとあらゆる表現のジャンルで作品を残されました。それが旅のアイテムカメラから、鎌倉の部屋の一部まで再現されて、安西水丸という作家の生涯をガラガラポンと外に出して見せたような空間が広がっていたものだから驚きでした。

安西水丸オブジェ

アメリカに旅に出てLIFEに刺激を受け作風が確立していった時代、ガロの時代、後半生の若手作家の小説を邪魔しない装丁・作画。そのどれもが原画を通して生き生きと輝いて見えました。残り1週間、ぜひお近くの方は原画や原稿の強さに触れて楽しんでいただければと思います。

シュールな昭和を小気味好く描き切ったクリエイターの姿に自分の青春を重ねつつ、昭和もやっぱり良いなと。

水丸イラストポスター

https://www.setabun.or.jp/exhibition/20210424-0831_AnzaiMizumaru.html

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